商業施設やホテルなどの不動産事業を手がけるNTT都市開発がシェアオフィス運営に参入する。まずは4月2日、コワーキング施設「LIFORK 大手町」「LIFORK秋葉原」の2店舗をオープン。ともに会議室や執務スペース、乃村工藝社が設計したワイナ Kids 保育園などを導入する。働き方の多様化にあわせて、仕事と生活の両方を充実させたいビジネスパーソンを取り込む考え。
オープンに先立ち、2月22日には「LIFORK 大手町」の内覧会を実施した。「LIFORK 大手町」は2階建て、延床面積約830平方メートルのシェアオフィスとなっている。1階にドコモのシェアバイクを備えた室内駐輪スペースやシャワースペース、カフェコーナー、コンシェルジュ付きのワークスペース、イベントスペース、保育園などを設け、2階を会議室やオフィスとした。
“Creative Platform~自分らしく、はたらく、つながる~”をテーマに、トランジットジェネラルオフィスがクリエイティブ・ディレクションを担当。設計をトランジットジェネラルオフィスとKOKUYOが担い、グラフィックデザインをスタジオ・ニューワーク(STUDIO NEWWORK)、フードディレクションをEAT TOKYO、コーヒー監修を三軒茶屋に店舗を持つ「オブスキュラ コーヒー ロースターズ(OBSCURA COFFEE ROASTERS)」が手掛けた。利用には月額3万円のラウンジ会員をはじめ、オフィスの法人契約、イベントスペースや会議室の時間貸しなど、さまざまなプランを用意する予定だ。