2月21日に開催された「グッチ(GUCCI)」2018-19年秋冬コレクションのショーで、2人のモデルが自身の顔にそっくりな“生首”を持って登場した。リアルすぎる“生首”に会場は肝をつぶしたが、“生首”を持ったロシア人モデル、ウニア・パホモワ(Unia Pakhomova)が自身のインスタグラムでこれについてコメントした。
パホモワは22日、「私のDM(ダイレクトメール)欄が質問であふれている。その中で一番多いのが『グッチ』は私に“生首”をくれたのかという質問。答えはノー。この“生首”は本物の私よりも高いわ」という冗談交じりのキャプションとともに、自身のインスタグラムのストーリー機能に、“生首”と自分の写真を投稿。“生首”の製作費がモデルのキャスティング料よりも高いことが明らかになった。
「グッチ」2018-19年秋冬コレクションには、“生首”の他、小さなドラゴン、カメレオン、ヘビ、3つ目のモデル、角の生えたモデルなども登場し、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターのシュルレアリスム的な世界観が色濃く表れていた。
パホモワは「グッチ」2016年春夏メンズ・コレクションから「グッチ」のランウエイやキャンペーンビジュアルにたびたび登場している。