ウォルマート(WALMART INC.)の2018年1月通期決算は売上高が前期比4.1%増の5003億4300万ドル(約53兆360億円)、純利益は同27.7%減の98億6200万ドル(約1兆650億円)で増収減益だった。
ウォルマートU.S.の売上高は同3.4%増の3185億ドル(約33兆7610億円)、ウォルマート・インターナショナル(WALMART INTERNATIONAL)の売上高は同1.7%増の1181億ドル(約12兆5186億円)、サムズ クラブ(SAM’S CLUB)の売上高は同3.1%増の592億ドル(約6兆2752億円)だった。
傘下のジェット・ドット・コムの創業者でもあるマーク・ロアー(Marc Lore)=ウォルマートU.S. EC部門プレジデント兼最高経営責任者が率いるECサイトの売上高は前期比同44.0%増だったが、11〜1月期は前年同期比23%と減速した。決算発表後の2月20日の同社株価終値は、ECサイトの伸び悩みが嫌気され前日比10.1%減となった。