「アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)」は26日(現地時間)にミラノで発表した2018-19年秋冬コレクションで、堂本剛のソロプロジェクト「エンドリケリー(ENDRECHERI)」とコラボしたウエアを発表した。
中島篤デザイナーによる今シーズンの「アツシ ナカシマ」は、ウエストを絞ったスカートやダウンジャケットなどミリタリーの要素を取り入、カットジャカードやダウンの最新素材を使ったコレクションを披露。「エンドリケリー」とのコラボは、プロジェクト名の由来である古代魚、ポリプテルス・エンドリケリーのモチーフを中島デザイナーがイラストし、刺しゅうでニットジャカードやスエットなどに取り入れた。また、日本を象徴する太陽と山をイメージしたブランドイニシャルのAのロゴや文様のようなモノグラム柄のTシャツやクラッチバッグも発表した。
これらコレクションアイテムはショー直後に、立ち上げたばかりの自社ECサイトで受注受付をスタートしている。なお、「エンドリケリー」のロゴ入りのアイテムはショーピースで非売品となる。
「エンドリケリー」は05年に堂本がスタートしたファッションと音楽、アートを融合したプロジェクト。「アツシ ナカシマ」とは17年春夏のショー以来、ランウエイミュージックを手掛けるなど親交を深めてきた。「剛くんはアート好きで感覚もアート的。そうした感覚が似ているなと思い、今回のウエアコラボに至った」と中島デザイナー。
さらに今回のコレクションでは、オンワード特許のダウン「ADS」のジャケットやオーダーメードのミューズ(Re. muse)によるスーツ、「アウトドア プロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)」とのバッグパックなども発表した。