3月1日発売の「WWDビューティ」はPR会社特集です。弊紙が過去2回行ったPR特集では、インハウスのPRにスポットを当てたが、今回はメーカーやブランドなどのクライアントから依頼を受けてPR業務を代行、またはサポートするPR会社&フリーランスをフィーチャーし取材。彼らの話から今必要な「PR力」をひもときます。
ここ数年、マスメディアを媒介せずSNSやオウンドメディアを通じて消費者に届く情報が増え、情報伝達のプロセスが変化しています。そのためPRの業務領域も広がり、化粧&美容関連ではパブリシティー活動の他マーケティングや大規模なイベント、デジタルプロモーションまで手掛ける総合PR会社から、業界やサービス内容を限定する専門PR会社まで多様なPR会社が存在します。
今回は、美容系クライアントを持つPR会社とフリーランスPRの7人に、強みや得意とするPR戦略、PRという仕事に対する考え方について話を聞きました。インフルエンサーPRやデジタル戦略に力を入れる企業が増えている一方、基本的なメディアリレーションズに比重を置く意見も多く聞かれるなど、今必要とされているPR戦略のヒントが詰まった内容となっています。
ニュース面では、エリア別に百貨店の春節期間のインバンドの状況をリポートしています。中国商務省が発表したデータによると、中国人の春節休暇期間の小売り・ケータリング業界の売上高は前年同期比10.2%増の9260億円(約14兆8160億円)だった。各百貨店のビジネスの概況の他、人気だったブランドや打ち出した施策などを紹介しています。
また、そごう横浜店が化粧品フロアを日本最大級のフロアに改装するニュースや、伊勢丹新宿本店でメイクブランドを集積したイベント「メイクアップパーティ」の開催、美容師の内田聡一郎の新サロン「レコ(LECO)」のオープンも取り上げています。その他リベルタが近代医療と植物療法を組み合わせた“統合医療”に着目した新ブランド「デュアルオーガニック(DUAL ORGANIC)」の立ち上げや「NARS」の「アーデム(ERDEM)」とのコラボにも注目です。