伊藤園は3月1日、新製品のティーパック、“プリンセスメディチシリーズ”を発売した。同シリーズは美容室やエステ、ネイルサロンなどの美容業界向けの業務用として販売する他、美容室の店頭や、そごう横浜店や東急百貨店本店、渋谷ヒカリエ内の伊藤園ショップでも一般客向けに販売する。これまではBtoC向けのお茶の製造販売に重点を置いていた伊藤園だが、同シリーズをきっかけに美容業界の販路開拓に挑戦するという。
同製品は、ルイボスにレモングラスやレモンマートルをブレンドした“ルイボス&ハーブティー”と、オーツ麦やライ麦を主体にスイートコーン、はと麦をブレンドした“シリアルティー”の2種類で、香料や着色料などの添加物は不使用。お湯からも水からも抽出することができる。価格は店頭販売用7袋入りが500円、業務販売用50袋が1500円。
なお、同製品は中世ルネサンスを支えた貴族社会の家系、メディチ家の末裔であるコスコタンツァ・ デ・メディチ(Costanza de' Medici)が運営するメディチ・ワールド・アソシエーションから正式に公認を受けており、メディチ・ワールド・アソシエーション代表も務めるメイクアップアーティストのNAOTOが美の観点からパッケージデザインや香味を監修した。