ナリス化粧品は4月1日から、長時間勤務や不規則な勤務が原因で起こる肌の不調やトラブルを解消させる“肌休暇制度”導入する。対象は正社員、契約社員、パート社員で、男性スタッフも同様となる。
対象企業はナリス化粧品、ナリスアップコスメティックスと、製造販売のナリスコスメティックフロンティアの3社。有休消化の一環で行われ、有給取得日数の範囲であれば本人の申し出により何日でも受け付ける。
ナリス化粧品は残業により乱れた肌を“残業肌”と命名し、スキンケア製品の開発やエステティックによるサービス提供を顧客に向け行ってきた。同時に、自社のスタッフに対してもノー残業デーの設定やリフレッシュ休暇、アニバーサリー休暇の取得義務化などで、休みやすい環境作りを推進している。
今回の制度もその一環で実施するものだが、肌コンディションの不調が招くストレスや集中力の低下、自信喪失などによる生産性の低下を防ぐ狙いもあるという。