「ユニクロ (UNIQLO)」と「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」によるコラボ“ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン(UNIQLO AND JW ANDERSON)”第2弾の詳細が分かった。2018年春夏コレクションのテーマは、デザイナーのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が拠点とする英国の“夏の象徴”として知られる“ブライトンビーチ”だ。メンズ・ユニセックス19型、ウイメンズ10型をラインアップ。ボーダー柄やワークテイストのアイテムなどに交じり、存在感を発揮しているのが、イギリス諸島のアイコンであるカモメのモチーフだ。しかも、ちょっとたじろぐほど眼光が鋭い。実はブライトンビーチはサブカルチャーの発信地としても知られている場所。大ベストセラーの「カモメのジョナサン」(リチャード・バック著、日本では五木寛之の訳でも知られる)を自ら想起させるような、ジョナサン流のウイットなのかもしれない。
カラーはトゥルーブルー、ポピーレッド、ホワイト、ベージュ、セージグリーンにトレンドのイエローを差している。フレンチマリンのハッキリとした色彩とは異なり、太陽や潮風にさらされたような色あせた雰囲気に仕上げているのが特徴だ。ボーダーのTシャツやワンピース、ドロップショルダーのニットポロに加え、シアサッカー地のボンバージャケットやスカートもデザイン。中でもピクニックバスケットの裏地のようなイエローのチェック柄のシリーズがアクセントになっている。ジョナサンが普段から好んで採用するストライプやラッフル、リボンに加え、パッチワークも多用している。
とくにテイストで色濃くなったのが、ワークテイストだ。17-18年秋冬には英国の消防士のユニホームをモチーフにしたアイテムがあったが、18年春夏では警察官のユニホームシャツからインスパイアされた、憲章付きのチュニックシャツ(ロングシャツ)を用意。今回のコレクションでジョナサンの一番のお気に入りで、「僕にとってのパーフェクト・シャツだ」という言葉も飛び出したという。また、カイハラのデニムを使ったジーンズやGジャンの加工感やフィットも要チェックだ。
小物では、カモメ柄やミリタリーテイストのボン・サックはヒット間違いなしの完成度。トートバッグ、ハット、マルチボーダーのソックスなど、インパクトが大きいアイテムがそろった。
発売は4月20日。世界19の国・地域のユニクロ店舗とオンラインストアで販売する。国内では58店舗の大型店でフルラインアップを用意。その他、一部商品をユニクロ全店舗で販売する。