ファッション

1日100個限定で連日即完売! 名店セイロンが作る絶品シナモンロールの美味しさの秘密

 小田急線の向ケ丘遊園駅から徒歩約10分の場所にある、パッと目を引くオレンジ色の壁が目印の小さなお店がセイロン(CEYLON)です。けっして便利な場所ではないのに、連日開店前からお客さんが列をなします。皆のお目当ては、1日100個限定のシナモンロール。開店後30分で完売することもある“幻のシナモンロール”です。

 店を切り盛りするのは、店主の森麻里子さん。営業は週4日。こだわりのシナモンロールを全てひとりで丁寧に作り、販売も行います。小さなショーケースには、定番のプレーン味のシナモンロールに加えて、日替わりで数種類の味が並びます。

 セイロンのシナモンロールは、世界最高と称されるスリランカのセイロンシナモンの上品で優しい甘さと豊かな香りが最大の特徴。年に2回、店主がスリランカのシナモン農園に直接足を運び、シーズン毎にベストな状態のシナモンを自分の目と舌で確認し選んでいます。厳選した素材選びに加え、その形にもおいしさへのこだわりがあります。約10cm四方の特注のキューブ型でひとつひとつ焼き上げるシナモンロールは、この形がかわいらしいだけでなく、4辺からほどよく水分が逃げていくため、フワッとした理想の食感が生まれます。また、生地に水の代わりに豆乳を使うことで、舌の上で溶けるような滑らかさです。
 
 森さんはパティシエとして国内で働いた後、青年海外協力隊の一員として訪れたスリランカで2年間、製菓技術指導やレシピ開発に携わり、スリランカの素晴らしさに魅せられました。中でもセイロンシナモンのおいしさにほれ込み、「セイロンシナモンの良さを1人でも多くの人に伝えたい」という思いで始めたのがセイロンです。この情熱と“スリランカ愛”こそがおいしさの秘密。一口食べれば、香り高いセイロンシナモンの上品な甘さが広がるシナモンロールに、誰もがついうっとりしてしまうと思います。贈り物にもおすすめです。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。