3月5日号の「WWDジャパン」は、2018-19年秋冬ミラノ・コレクション速報とNY詳報の特集2本立てです。表紙は、SNSや業界から演出やアイテムについて議論を呼んだ「グッチ(GUCCI)」です。モデルと同じ顔の“生首”をはじめ、現代の世界情勢をも思わせるウエアや演出などレポートしています。
ミラノ速報では、新たな局面を迎えたフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)の「マルニ(MARNI)」、新CEOを迎えクリエイティブに専念するマッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)の「MSGM」、ウエアデビューした「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」など6ブランドを徹底大解剖。また、「グッチ(GUCCI)」「プラダ(PRADA)」「フェンディ(FENDI)」のキャラクタライズされたアイテムにも注目です。
NY詳報では、トレンドキーワードとして浮上する多様性の象徴“レインボー”にフォーカス。“パターンミックス”“カラーファー”“ホログラフィック”など5つのキーワードに分けて分析。さらにストリートを取り入れた「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「コーチ(COACH)」などからひも解く、“ちょいストリート”スタイルのアイディアを紹介します。
トップニュースは、「バーバリー(BURBERRY)」のチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)に選ばれたリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)について紹介します。また、アダストリア(ADASTRIA)の子会社エレメントルールが初めて出店するウィメンズセレクトショップ「カオス(CHAOS)」をピックアップ。“大人の女性”に向けたモノづくりや戦略にフォーカスします。
近年、米国で注目を集める“プラスサイズ”市場についても紹介します。多様性を重要視するNYコレクションの2018-19年秋冬では、8ブランドに合計26人のプラスサイズモデルが登場するなど、ここ数年でプラスサイズを一つの個性と捉え、受け入れる動きが活発です。そこで、米国では店頭にもプラスサイズの洋服が並んでいるのか現地調査を実施しました。是非ご一読ください。