寺田倉庫が運営する建築倉庫ミュージアムで企画展「ル・コルビュジエ / チャンディガール展 ー創造とコンテクストー」が開催される。会期は5月26日〜7月16日。ル・コルビュジエ(Le Corbusier)が晩年に都市設計を担当したインドのチャンディガールに焦点を当て、同地域の作品群を建築資料や模型、スケッチ、油彩画などで紹介する。ル・コルビュジエが提唱した“近代建築5原則”という合理的な建築観とは対照的な、風土や文化への関心といった精神的な側面が垣間見ることができる内容となっている。
また、会場には写真家ホンマタカシによる写真・映像作品を展示。作品はホンマが2013年にインドを訪れ、チャンディガールの作品群とそこに暮らす人々の生活・流れる時間を撮影したもので、模型だけではわからない都市のリアリティーを伝える。
建築倉庫ミュージアムは寺田倉庫が運営する国内で唯一の建築模型に特化した展示施設。2017年末に一時休館をしたが、改装を終え、これがリニューアル後初の企画展となる。
■ル・コルビュジエ / チャンディガール展 ー創造とコンテクストー
日程:5月26日~7月16日
時間:火~日曜日 11:00〜19:00(最終入館18時)
定休日: 月曜日(祝日の場合、翌火曜が休館)
場所:建築倉庫ミュージアム
住所:東京都品川区東品川2-6-10
入場料:一般 3000円 / 大学生・専門学校生 2000円 / 高校生以下 1000円