「ナイキ(NIKE)」と「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・アーティスティック・ディレクターを退任して間もないキム・ジョーンズ(Kim Jones)がコラボし、フットボール用スパイク“マーキュリアル(MERCURIAL)”の新作“マーキュリアル スーパーフライ 360(MERCURIAL SUPERFRY 360)”を発表した。
今回のコラボは、1998年に“爆発的なスピード”をテーマに発表された初代“マーキュリアル”から数えて12代目となる“マーキュリアル スーパーフライ 360”の20周年記念モデルだ。
“爆発的なスピード”のさらにその上をいく“天性の速さ”をテーマに掲げた今作は、“地上最速の動物”であるチーターがインスピレーション。フライニット素材のオレンジのアッパーは、チーターを思わせる黒のアニマル柄となっており、ヒールには“マーキュリアル”のアイコニックな“M”のロゴと“KIM JONES”の文字があしらわれている。
生後3カ月でエクアドルに移り住み、その後エチオピアやケニヤといったアフリカ諸国を転々とする幼少時代を過ごし、現在も頻繁にアフリカ旅行をするキムは本作について、「私はアフリカで育ったのでいつも動物の“速さ”に憧れを抱いていた。その中でチーターは“地上最速の動物”。今回のモデルのインスピレーション源になるには当然だった」とコメントした。
価格は3万5000円で、3月6日にパリで世界先行販売された後、4月下旬から「ナイキ」公式サイトでの取り扱いを予定している。