ファッション

「バレンシアガ」初の男女合同ショーは、新作スニーカーに“電話番号付き”シャツと話題が盛りだくさん

 3月4日(現地時間)、ブランド初となる男女合同ショー形式で発表した「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の2018-19年秋冬コレクションが2つのネタで話題だ。

 1つは昨年発表し、いまのスニーカーシーンを最もにぎわせていると言っても過言ではない“トリプル S(TRIPLE S)”と、一昨年発表し、ソックス風アッパーの近未来的シルエットでブームを巻き起こした“スピード トレーナー(SPEED TRAINER)”に続く、新たなスニーカーの発表だ。カラフルなカラーリングが特徴的な新スニーカーは、“トリプル S”同様にボリュームあるトレンドのデザインながら、どこかスマートさを感じさせるシルエット。価格や名称もまだ明らかになっていないが、今年の7月頃に発売されると予想される。

 もう1つは、ランウエイの中盤に登場した2人の男性モデルが着用したシャツだ。そのシャツには“+33 156528799”とフランス国内で使用される電話番号がプリントされており、これはダミーの番号ではなく実際に掛けることが可能な実在する番号。掛けると自動音声応答につながり、「性別」「身長」「母国語」「職業」「シューズサイズ」「好きな音楽のジャンル」など、20の質問をやり取りすることができる。

 他にも今回のテーマ“90年代のスノーボーダー”に合わせて、巨大な人工雪の雪山をランウエイ中央に出現させたり、難民に対して食糧供給の活動をする機関「国際連合世界食糧計画(THE WORLD FOOD PROGRAMME)」への25万ドル(約2600万円)の寄付や、同機関とのコラボセーターやパーカの発表など、話題に事欠かないコレクションとなった。

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