エイチ・アイ・エス(HIS)子会社のハウステンボスが移動式の球体型水上ホテルの稼働に向けた実証実験を開始した。同ホテルはハウステンボスと無人島をつなぐ世界初の移動式水上ホテルで、話題となったロボットが接客する「変なホテル」に続く“世界初のホテル”第2弾となる。
実験は停泊状態、もしくは移動をしながらの宿泊をテストするもので、まずは2艇のホテルを用意し、ゴールデンウイークのモニター宿泊始動を目指す。その後、今夏の本格ローンチを見据え、中期的には10〜20艇の運営を予定する。
ホテルは直径6.4m、2階建てのメゾネットタイプで、1階が28平方メートルの客室、2階が5平方メートルのデッキとなる。定員は9人だが、宿泊可能人数は2〜3人を想定している。室内にはトイレとジェットバス、打たせ湯、天井シャワーを完備する。