3月2日にパリで開催された「アンダーカバー(UNDERCOVER)」2018-19秋冬コレクションのショーで、日米の“そばかす美女”2人が共演した。そのそばかすにあどけなさが残る2人とは、ネットフリックス(NETFLIX)の人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界(STRANGER THINGS)」に出演した15歳のセイディー・シンク(Sadie Sink)と、雑誌「装苑」で専属モデルを務める19歳のモトーラ世理奈だ。パリコレデビューを果たした2人は、ショーのファーストルックとセカンドルックを飾った赤と緑のジャージー姿で2ショットを撮った。
「アンダーカバー」2018-19秋冬コレクションの着想源は、1980年代のアメリカ映画やドラマ。80年代のインディアナ州の架空の町、ホーキンスを舞台としたSFドラマ「ストレンジャー・シングス」のシーズン2で転校生のスケーターガールを演じたシンクは、そんなコレクションのテーマにぴったりだった。
コレクションではスクールジャージーやずるりとしたパーカが登場。「ナイキ」が新たに開発したクッション素材“リアクト(React)”ソールを採用したコラボスニーカーも披露された。
テキサス生まれのシンクは、13年にミュージカル「Annie」でブロードウエイデビューし、17年に公開された映画「The Glass Castle」に出演。同年10月から公開された「ストレンジャー・シングス」のシーズン2のキャストに抜擢された。「カルバン・クライン バイ アポイントメント(CALVIN KLEIN BY APPOINTMENT)」のファースト・コレクションのキャンペーン・ビジュアルに採用された主演のミリー・ボビー・ブラウン(Millie Bobby Brown)同様、「ナイキ」や「ミュウミュウ(MIU MIU)」のキャンペーンなどに登場し、ファッション業界でも活躍の場を広げている。
すでに「シャネル(CHANEL)」や「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のアイテムを身に着け、ファッションを楽しんでいるという彼女は「いつもファッションに夢中だった。ファッションは間違いなく私をワクワクさせてくれるもの。この仕事はいろいろなブランドを着ることができるし、たくさんの素晴らしい人と一緒に働くことができるの」と、10月にインタビューで語っている。
一方モトーラは15年に「装苑」でモデルデビューし、17年5月から同雑誌の専属モデルに抜擢。RADWIMPSのアルバム「人間開花」のジャケットや2017年秋冬の「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)」キービジュアルに起用された他、映画「少女邂逅」に出演するなど活動の幅を広げている。