「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」を手掛けるヴァージル・アブローが日本で初となる個展「“PAY PER VIEW”」を開催する。会期は3月16日から4月1日までで、東京・麻布に構えるカイカイキキギャラリー(Kaikai Kiki Gallery)と、ロンドンでアート展を開くなどかねてより親交の深い村上隆のギャラリーが会場だ。入場は無料。
ヴァージルの代名詞でもある引用符で括られた同展は、「俺たちは全員、消費という行為によって形作られている」と話すように、“消費社会、広告およびメディアが、どのように我々の世界の捉え方に影響を与えているのか”をテーマに構成。「イケア(IKEA)」とのコラボラグマットや映像作品をはじめ、10以上の現代アートが展示される予定だ。
同展について村上隆は、「ほんの3〜4年前、『オフ-ホワイト』のプリント柄がストリートファッションのルールも変えてしまって、2017年の『ナイキ(NIKE)』とのコラボで、スニーカーのゲームも完全に変わった。ゲームの在り方を変えてきた彼の活動の、アートの世界でのチェンジの瞬間が、いよいよ始まるということに、ワクワクが止まらない」とコメントを発表している。
なお、3月17日にはカイカイキキギャラリーで、ヴァージルと村上隆によるトークショーが開催される。
■“PAY PER VIEW”
日程:3月16日〜4月1日
時間:11:00〜19:00
定休日:日・月曜日、祝日 ※最終日の4月1日のみ日曜営業
場所:Kaikai Kiki Gallery
住所:東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビル 地下1階