6月に開催されるサッカーW杯の影響もあり注目を集めるロシア。その首都であるモスクワの中心地に店を構える、市民はもちろん観光客にも幅広く知られているレストラン「ゴドノフ(GODUNOV)」が日本に初上陸した。「ゴドノフ」は世界遺産である赤の広場や旧ロシア帝国の宮殿であるクレムリン、ボリショイ劇場の前に建つ、17世紀の修道院食堂を改装した老舗店。丸ビルの5階にオープンした日本1号店では、本店の味を忠実に再現した定番料理の他、日本ならではのオリジナルメニューも用意している。
同店では美容と健康に良いと人気を集めるビーツを使った“サラダオリビエ”や“牛タンの煮込みのボルシチ”、さまざまな具材を使った“ピロシキ”など、300年以上前から伝わる伝統的な料理を提供。ビーツの赤色が特徴的なボルシチは、途中でサワークリームを入れることで味の変化も楽しめる。また、ピロシキはレストランで提供されることが多い“焼きピロシキ”の他、家庭料理の“揚げピロシキ”もそろえた。スイーツには、カッテージチーズの両面を焼き上げる“シルニキ”もラインアップ。ロシアの家庭でよく作られるパンケーキのようなスイーツで、生クリームやフルーツソース、フルーツが添えられている。
日本人向けにひと捻りしたメニューもあり、ロシア風の煮こごりである“ハラジェツ”は、本場では牛肉を使ったメニューが定番だが、さっぱりと食べられるようカニとアボカドを使用し魚介風味にアレンジした。また、日本でもおなじみの“ロールキャベツ”は、ぶどうの葉で肉などを巻いた古代ロシア料理“ドルマ”が起源で、フランスに渡ることでキャベツを使った料理に変化したと言われている。そのことから、同店では日本オリジナルメニューとして提供している。
■ゴドノフ東京 丸ビル店
オープン日:3月12日
時間:11:00〜23:00
定休日:施設に準じる
場所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 5階
住所:東京都千代田区丸の内2-4-1
席数:62