そごう横浜店は3月16日、足病専門の林美香・医師とそごう横浜店上級シューフィッターの林美樹、浅草のオーダーシューズメーカーであるモーダコジマの小嶋隆行の、3者コラボで開発したパンプス「ドクターミカ エイチ ニューヨーク(DR MIKA H. NEW YORK)」を発売する。インナーソールにドクターの意見を取り入れた“美パンプス”は、足に悩みを持つ女性に朗報だ。5色展開で価格は各3万7000円。
同店は2013年から、婦人靴売り場の上級シューフィッターがメーカーと一緒に開発したパンプスを販売し、「ファッション性が高いパンプスでありながら、痛くなりにくく、脱げにくい」とこれまで高い支持を得ている。そこで今回、木型やインソールをさらに改良したパンプスを作ることで、足悩みを持つより多くの女性にアプローチする。
林医師はニューヨーク在住で、日本人だけでなく、ブロードウエイのダンサーなどトラブルを抱える多くの人の足を診てきている。今回考案した特殊なインソールは、横アーチを持ち上げ、足指が伸びるパッドを使用。このインソールにより足が前にズレにくくなり履き心地も各段に向上する。加えて、上級シューフィッターが監修した、甲が薄く幅広い(開張足)現代女性の足に合わせた木型をオリジナルで製作。前すべりが少なく、小指が当たりにくいという特徴がある。革は最高級のイタリアンカーフとソフト感覚のシープを使用し、足あたりがやさしいにもかかわらず、しっかりしていて型崩れしにくい。7センチのピンヒール、浅い履き口のラウンドトーで、足がきれいに見える作りだ。
なお4月1、7、8日に、林医師によるセミナー「足病医が語る、知って得する足と靴のここだけの話」を、そごう横浜店地下1階特設会場で開催する。