ファッション

「ブルガリホテル」、パリと上海にもオープン 全室スイートのラグジュアリー空間

 ブルガリ(BVLGARI)は、2020年開業予定でパリにホテルを建設している。上海でもホテルを建設中で、こちらは年内にオープンする計画だ。「ブルガリホテル」がミラノで開業したのは04年。バリ、ロンドン、北京、ドバイ、モスクワにもあり、20年にパリが開業すれば世界で8軒となる。

 パリの「ブルガリホテル」は、ショッピングや観光の中心地であるシャンゼリゼ通りやモンテーニュ通りにほど近い、ジョルジュサンク通りに開業する。「このような素晴らしい場所にホテルをオープンできることを大変うれしく思う。ローマ発のジュエラーであるブルガリのホスピタリティーを発揮することで、パリのホテルのレベルを押し上げることができるだろう」と、ジャン・クリストフ・ババン(Jean Christophe Babin)最高経営責任者(CEO)は語る。

 ホテルは76室で、そのほとんどがスイートルームとなる。スパ施設と25mプール、中庭に面したレストランやバーを備える。設計は、「ブルガリホテル」御用達の建築事務所、アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィエル(Antonio Citterio Patricia Viel)と、パリの事務所ヴァロード&ピストレ(Valode & Pistre)が担当する。既存の建物を修復して、モダンな表情に生まれ変わらせるという。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。