色を切り口にしたセレクトECサイト「イロザ(IROZA)」を運営するIROYAは3月16日、日本をテーマにした新業態「イロザニッポン(IROZA NIPPON)」をラフォーレ原宿にオープンする。「イロザ」は、ECサイトとリアル店舗を単一のPOSシステムで運用するオムニチャネル業態で、「イロザ」名義のリアル店舗は、東急東横店に続きこれが2店舗目になる。「イロザ」東急東横店は店舗面積こそ3坪と小さいものの、ECで扱う3万アイテムを、店頭の売れ行きを見て販売員自らがセレクトするやり方が効果を上げ、月坪が3ケタに乗るなど好調だ。大野敬太IROYA社長は「原宿は創業の時に路面店を出した重要な場所。インバウンドの売り上げも多い場所なので、日本らしいアイテムを訴求したい」と語る。
「イロザニッポン」で扱うブランドは、原宿カワイイの代表的なブランド「ロクパーセントドキドキ(6%DOKIDOKI)」、注染の手ぬぐいで包んだお香を展開する「なごみ香」、ビンテージテイストのバッグやアクセが若い女性に人気の「キャセリーニ(CASSELINI)」など。
IROYAは商品管理から販売管理、POSシステム、物流まで、販売に関わる全プロセスを、ECとリアル店舗の両方にわたって単一のシステムで運用できる「モノポス(MONOPOS)」を他社に提供するシステム事業と、「イロザ」を軸にする小売り事業を展開している。
■イロザニッポン
場所:ラフォーレ原宿2階
営業時間:11:00〜21:00