ビューティ

マドンナ × キム・カーダシアン ビューティ頂上対談で美を語り合う

 ともにビューティブランドを手掛けるマドンナ(Madonna)とキム・カーダシアン(Kim Kardashian)がこのほど、アメリカ・ロサンゼルスで“ビューティ頂上対談”のために登壇した。2人はそれぞれ、スキンケアブランドの「MDNA SKIN」と「KKW ビューティ(KKW BEAUTY)」を手掛ける美のスペシャリストでもある。日々の美容法から、自身のブランドから選んだ渾身の逸品まで、意外にも(!?)真面目に、ビューティについて語り合った。

ー2人は、どんな風に1日を過ごしている?

マドンナ:私は、うつ伏せで寝てしまうクセがあるの。朝は最悪。目は、いつも腫れているわ。だから朝のケアはとても大事。マスクにセラムをたっぷり塗って冷蔵庫で冷やしておいて、それに目を当てるの。そしてレモンを絞った水を飲んで……。目の腫れが引くまでは、誰にも会わない(笑)。そして夜は、バラの香りに包まれたいの。毎日「MDNA SKIN」の「ザ ローズミスト」をベッドにたっぷりふりかけるのよ。

キム・カーダシアン(以下、キム):私の朝は、“戦争”よ。時には5時に起きてエクササイズして、そのあと子どもを学校に送り出すの。帰宅は7時くらいかしら?それまでは顔も洗えないくらいドタバタ(笑)。そこでようやく、歯を磨くのよ。

ー二人は、誰から美について学んだ?

マドンナ:私はハリウッドね。マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)やマレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich)がお手本。彼女たちは、美にも個性があることを教えてくれたわ。肌のために、日々の生活に気をつけることも彼女たちから学んだ。きっと彼女たちは、過度な日焼けなんかしなかったハズよ。幸運なことに私はミシガン州生まれだから、日焼けとは縁のない生活を送ることができたし、タバコも吸わなかった。そんな生活は、美肌の秘訣になっていると思う。

キム:私は、母や祖母からスキンケアを教えてもらったわ。今はおばあちゃんに、スキンケアアイテムを使ったフェイシャルトリートメントをしてあげるのが楽しみよ。母はアメリカン航空のスチュワーデスで、当時、会社にはビューティレッスンがあったらしいの。角質の落とし方などを学んだ、って聞いたわ。

マドンナ:人前でパフォーマンスするようになってからは、それまで以上に肌を健やかな状態に保つことに気を使うようになったわ。考えれば当たり前のことだけれど、あんなに人が私のことを見るなんて思わなかった(笑)。

キム:私もテレビに出るようになって、それを痛感したわ!最初はすっぴんだったけれど、今はそんなワケにはいかないもの(笑)。

ー2人のビューティブランドの新製品について教えて。

キム:次はメイクアップ・アーティストのマリオ・デディヴァノヴィック(Mario Dedivanovic)とコラボするの。私のメイクを10年以上担当しているベテランよ。とっても素敵なコレクションに仕上がったわ。コンシーラーと香水も新作を発売予定よ。

マドンナ:「MDNA SKIN」は昨年、「ザ リインベンションクリーム」というオールインワンクリームを発売したの。注目すべき成分は、復活草。水がなくても何カ月も、もしかすると何年も自生できる植物よ。乾燥している時は葉っぱを固く閉ざしているから正直美しくないけれど(笑)、一度水に触れると葉を開き、生命力に溢れるの。私みたいにタフな植物だから、思い入れは特別よ。

ー絶対に使って欲しい逸品は?

マドンナ:私は「ザ ローズミスト」と、目元用の「ザ アイマスク」ね。本当に毎日使っているから(笑)。

キム:私はやっぱり“コントゥアメイク(contour make)”。立体感を出すために、ハイライトやシェードをしっかり入れるの。パウダーやクリームを駆使するベースメイクが一番大事。特にコンシーラーがオススメよ。

ーみんなにビューティ・アドバイスを。

マドンナ:注意すべきは、とにかく紫外線を浴びすぎないこと。そして保湿よ。私は“保湿ママ”。子どもたちにも、ボディクリーム代わりに「ザ リインベンションクリーム」を塗っているわ。

キム:私も保湿ね。あと、人の顔を分析するのが大好きなの!写真を見ながら、「この人、絶対ここにボトックス打ってるわ!」とか、「ここに何か入れてるでしょ!」とか(笑)。私、それを見抜くセンスが人一倍あるの!

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。