「ニナ リッチ(NINA RICCI)」は3月15日(現地時間)、クリエイティブ・ディレクターのギョーム・アンリ(Guillaume Henry)がブランドを去ることを認めた。2日(同)に発表した2018-19年秋冬コレクションに触れ、「あのコレクションを最後に、3年間のコラボレーションに終止符をうち、別々の道を歩むことを決めた」と発表。次のクリエイティブ・ディレクターを発表するまで、コレクションはインハウスのデザインチームが手掛けるようだ。
ギョームは最後のコレクションで、「コレクションは情熱、そして真実が詰まった僕からのラブレター。ただの洋服かもしれないが、今シーズンは、僕が美しい女性に対して抱くあらゆるイメージを強調した」とコメントしている。
ギョームは「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「ポール・カ(PAULE KA)」などで経験を積んだ後の2009年、「カルヴェン(CARVEN)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。「ニナ リッチ」でのクリエイションは、リアーナ(Rihanna)やジジ・ハディッド(Gigi Hadid)らのセレブに愛された。
ギョーム退任のウワサは、18-19年秋冬コレクションの前日に浮上。メゾンは当初、このウワサを否定していた。