2018-19年秋冬シーズンの「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO以下、AFWT)」が19日に開幕した。東京の渋谷ヒカリエを主会場に、24日までの6日間で59ブランドのショーやプレゼンテーションが行われる。
トップバッターとしてショーを見せたのは、韓国・ソウル発のメンズ、ウィメンズブランド「フライノック(FREIKNOCK)」。元プロサッカー選手だったというデザイナーのユジュ(Joohyung You)は、「子どもの頃から『アンダーカバー(UNDERCOVER)』などの日本のブランドがすごく好きで影響を受けてきた。日本でも韓国のファッションや自分のブランドを広めたいと思い、東京でのショー開催を決めた」と話す。会場には、ユジュの友人でブランドのゼネラルマネジャーを務めているというK-POPグループ、超新星のゴニルや、その他K-POPのアーティストらも駆け付けた。ショーは雑誌の「GQ ジャパン(GQ JAPAN)」がプロデュースしたという。
19日19時には、3月のパリ・ファッション・ウィーク中に初のプレゼンテーションを行った「マメ(MAME KUROGOUCHI)」が、東京で初のショーを開催する。「AFWT」の冠スポンサーであるアマゾン ファッション(AMAZON FASHION)主催のプログラム「アット トーキョー(AT TOKYO)」の一環として行われるもの。「マメ」の他、「アンブッシュ(AMBUSH)」「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」「ティー(TTT_MSW)」も同プログラム内で発表を行う。
今季の注目は他に、18年の「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」のセミファイナリストに選出されていた「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」、「ケイスケヨシダ(KEISUKE YOSHIDA)」「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」などの若手ブランドや、初参加の「ザ・ダラス(THE DALLAS)」「リロト(LIROTO)」など。第4回「東京ファッションアワード(TOKYO FASHION AWARD)」に選出された「ディガウェル(DIGAWEL)」「ボディソング(BODYSONG.)」などメンズ6ブランドも24日に発表する。