スターバックス(STARBUCKS)が3月、コスタリカにある自社農園「ハシエンダ アルサシア」に世界初となるコーヒーの生涯について学ぶことができる約4273平方メートルのビジターセンター(体験型施設)をオープンした。同社が1億ドル(約105億円)を投じた研究成果を提供する生産者支援プログラムの一環として、館内の自由見学やガイドツアーを実施する。施設内にはカフェを併設し、農園で収穫されたコーヒー豆をその場で焙煎し、抽出した“出来立て”のコーヒーを楽しむこともできるという。
「ハシエンダ アルサシア」はコスタリカのポアス火山のふもとにある約240万平方メートルの広大な自社農園。13年からはスターバックスのグローバル研究開発施設として利用されており、同施設の一部を一般開放する形で施設をオープンした。