資生堂傘下の仏フレグランス・コスメブランド「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」のフレグランスライン「ブラック&ベージュ」が、「コレクションノワール」として3月21日に生まれ変わる。新ラインは新たに3香調をプラスした全17香調で、よりモダンで強いイメージを打ち出していく。
「セルジュ・ルタンス」は、1980年から約20年もの間、資生堂のグローバルイメージとビジュアルアイデンティティーを担当した仏のアーティスト、セルジュ・ルタンスによって2000年に生まれたブランド。今回、新ライン「コレクションノワール」を発売するにあたり、10香調を終了して新たにアーモンドミルク、ココナツ、カシュメラン、ソマリアの乳香から構成されたダンドゥレの他、パリ本店の限定香調だったラヴィエルジュドゥフェール、ヴェティヴェールオリエンタルの3香調を追加した全17香調で展開する。
新ライン誕生について、「『コレクションノワール』の他、『ロー』『セクションドール』の3種のフレグランスラインがあるが、ブランドの中で各ラインの個性を明確化し、よりふさわしい背景でイメージの強化を図るために刷新した。本物の“美”は流行や時代を経ても色あせるものではなく、マーケティングにとらわれずに美を追求する『セルジュ・ルタンス』の思いが現在の形になった」とブランド担当者は語る。刷新にあたり、パッケージもよりモダンかつ強いイメージに進化。「全面を黒のラベルにすることでフレグランスの色がさらに際立ち、“五感で感じるフレグランス”を唱えるブランドとして、出合った瞬間からその世界観に魅せられるだろう」と語り、秋にはさらに強いイメージを持つ新ラインも登場予定だ。
新ラインは、直営店の「シセイドウ ザ ストア(SHISEIDO THE STORE)」「シセイドウ ザ ギンザ(SHISEIDO THE GINZA)」帝国ホテル店で全17香調を販売し、国内空港免税店などは10香調のみの取り扱い。価格は、(50mL)1万3000円、(100mL)2万円。