ヨーロッパの婦人服や雑貨の輸入・販売を行うアノアは3月20日、東京・自由が丘にセレクトショップのエディトリアル 自由が丘をオープンした(東京都目黒区自由が丘2-9-20)。同社が輸入・販売するイタリアの「リビアナ・コンティ(LIVIANA CONTI)」「トレバラビィ(TREBARRABI)」「テッサ(TESSA)」「フロア(FLOOR)」、イギリスの「チャーリー(CHARLI)」、韓国の「ザ ルーム(THELOOM)」をそろえる。売り場面積は約50平方メートルで、初年度の売り上げ目標は3600万円。
オープンについて五十嵐威弥アノア営業部部長は「『リビアナ・コンティ』の好調を受けてオープンに至った。取り扱いブランドに加え、今後は正式に取り扱いを始める前のブランドのトライアルの場としても活用していく」という。
現在、「リビアナ・コンティ」の日本における販売拠点は約120で、売上高は小売りベースで約5億円。シンプルなシルエットをベースに、ギャザリングやアシンメトリーヘムといったデザインを加えて時代のムードをプラスしている点が人気の理由だ。また、価格帯もパンツが2万円台後半~、ドレスやブラウス、ニットトップスが3万円台後半~と他のイタリアブランドに比べて手に取りやすい。生産は8割をイタリアで、2割を中国で行う。「『マルニ』好きのお客さまへの反応がいい」と五十嵐部長。
アノアは20年以上にわたり輸入・販売およびセレクトショップの運営を行っている。現在、ヒルトン東京、フォーシーズンズ 椿山荘、阿佐ヶ谷や国立などにもショップを持つ。