紙面紹介

2018-19年秋冬パリ特集 トレンドは“ストロング・ウーマン”と“ストリート”

 「WWDジャパン」3月26日号は、2018-19年秋冬パリ特集です。トレンドが多様化する中で多くのブランドに共通するステイトメントがありました。それが“ストロング・ウーマン”――芯のある女性像の打ち出しです。そこで今号では“ストロング・ウーマン”を5つのタイプに分類。各ブランドは“強い女性”の要素をどういう要素に落とし込んでいるのかを分析しています。

 一方で、スニーカーやロゴアイテムを取り入れたスタイルがランウエイを席巻し、表紙の「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、グラフィティで埋め尽くした巨大な雪山を会場に出現させるなど、パリコレではストリートムードが最高潮を迎えています。象徴的なアイテムと共にパリコレのストリートトレンドを紹介します。

 トップニュースは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」を退任したばかりのキム・ジョーンズ(Kim Jones)の「ディオール オム(DIOR HOMME)」アーティスティック・ディレクター就任について。「セリーヌ(CELINE)」に起用したエディ・スリマン(Hedi Slimane)や「ベルルッティ(BERLUTI)」のハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)ら個性派集団を原動力に、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENESSEY LOUIS VUITTON)が何を目指すのか、意外な人事続きの狙いを探ります。

 国内ニュースでは、いよいよ3月29日に開業する「東京ミッドタウン日比谷」が日比谷地区に与える影響をいち早くリポート。さらに、「アンドモール」や「ストライプデパートメント(STRIPE DEPARTMENT)」はじめとする、相次いでスタートしたファッションECモールによる“「ゾゾ」包囲網”を解説します。

 2月にウェブコンテンツの有料化に踏み切った、米「ワイヤード(WIRED)」のニコラス・トンプソン(Nicholas Thompson)編集長のロングインタビューも掲載。広告収入ではなく“購読”というビジネスモデルを確立することで得たメリットとは?人気ページ「ファッションパトロール」では、パリコレのこぼれネタをお届け。非日常的で大規模な会場演出で観客にインパクトを与えた4つのブランドを評価しました。

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WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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