スマービーは2014年にスタートした、子育てママを支援するファッションアプリ。0~7歳が中心のかわいい子ども服がそろい、ママのファッションも満たされ、暮らしを彩る雑貨類も充実している。40万ダウンロードを達成し、「使いやすくて楽しい!」といそがしいママの間で話題になっている。公式インスタグラムのフォロワー数は約1万5000人(@smarby.jp)で、キッズモデルの着こなしが人気だ。
プチプラからデザイナーズ
まで延べ1000ブランド以上
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クリス-ウェブ 佳子さんが
遠藤崇史・社長に聞く
「ママに時間を」をうたい文句にスタートしたスマービー。遠藤崇史スマービー社長は「妻を見ていて、何か役に立てないかと一念発起しました。スマホ普及率の高まりにも後押しされました」といきさつを語る。モデルのクリス-ウェブ 佳子さんも「買い物がスマホで済むと、ママは他のことに時間を費やせるんです。小さい子を連れての買い物って本当に大変だから。うちの子たちが生まれた12~13年前って、スマホもまだ普及していなかったし、オンラインで買えるものも限られていました……」と回想する。
スマービーでは「バイヤーおすすめ」や「モール」「タイムセール」といったページを設けており、「ユーザーに、より分かりやすく」をモットーとしている。遠藤社長は「今後は、サイト内にポップアップショップのようなものを作っていけたらと思っています。ナビゲーターを立てて、その方に編集してもらったり」と展望を語ると、佳子さんは「その際はぜひ手を挙げさせてください!」と応えた。スマービーは7割近くをママ社員が占め、彼女たちから発せられる情報も有効活用しているという。
商品構成比はキッズアパレルが5割、雑貨が3~4割でウィメンズが1割ほど。「現状、メンズは少ないんですが、パパと子どものリンクコーデも提案していきたいです」と遠藤社長。すかさず佳子さんは「小学校中学年以上の商材や、結婚式などハレの日に着るものもお願いします」とリクエストした。「貴重なご意見、ありがとうございます。より多くの方にハッピーな買い物体験をしてほしいので、年内にスマホアプリ100万ダウンロードを目指します。売り上げ的には、5年以内の100億円達成が目標です」と語った。
スマービー初の
コラボレーションアイテム
スマービーは3月19日、アパレルブランド「ダブル スタンダード クロージング」とコラボレーションしたTシャツを300枚限定で販売した。両社の協業は初で、スマービーがコラボアイテムを製作することも、「ダブル スタンダード クロージング」が子ども用アイテムを製作することも初めてだ。価格は子ども用が4800円、ママ用が8000円、パパ用が9000円。特に子ども用はスマービーのみでの限定販売となり、胸元には「何てかわいいの‼私たちの子どもに生まれてきてくれてありがとう」と、両親の気持ちを表す英語のメッセージが入る。
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