「穴のあるコンポジション」1950年、カーサペルラルテ=パオロ・ミノーリ財団 (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari
「無題」1930年、カーサペルラルテ=パオロ・ミノーリ財団 (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari
「乳の衣服に捧げる詩」(文:フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティ 挿画:ブルーノ・ムナーリ)1937年、宇都宮美術館 (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari
「時間X」1963年、ジャックリーン・ヴォドツ・エ・ブルーノ・ダネーゼ財団 (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari Photo by Roberto Marossi. Courtesy Fondazione Jacqueline Vodoz e Bruno Daneze
「読めない本」試作 1955年、パルマ大学CSAC (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari
「『木をかこう』のための表紙案」1977年、パルマ大学CSAC (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari
「役に立たない機械」1934年 / 1983年、特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会 (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari
「旅行のための彫刻」1965年、富山県美術館 (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari
「みたての石」1985年、特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会 (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari
「祖先の重み」1964年 / 1970年、特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会 (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari
「チューブ型照明器具:フォークランド」1964年 / 1999年、特定非営利活動法人市民の芸術活動推進委員会 (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari
「触覚のボード」1994年、カーサペルラルテ=パオロ・ミノーリ財団 (c) Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari
彫刻からグラフィック、絵本まであらゆる作品を手掛けたアーティスト、ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari)の日本最大級の回顧展「ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ」が神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。会期は4月7日〜6月10日。会場には日本初公開の約150点を含む作品約320点を展示する。また、ムナーリの絵本や遊具を手に取ることができる場を設けたり、ムナーリ自身が考案した6つのワークショップを開催するなど、体験型のイベントも数多く用意する。ワークショップでは“役に立たない機械をつくった発明家”とも呼ばれるムナーリらしく、「役に立たないもの」「読めない本」を作るといった企画を予定している。
ムナーリは1907年、ミラノ生まれ。30年代に「軽やかな機械」「役に立たない機械」といった立体作品を発表した他、広告や雑誌のデザインを数多く手掛けた。第2次世界大戦後は絵本の制作や照明、家具などのインダストリアル・デザインを中心に制作を続けた。晩年は独創的な子ども向けのワークショップを考案し、あわせて遊具の制作にも注力した。98年に死去。
■ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ
日程:4月7日〜6月10日
時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜日(4月30日は開館)
場所:神奈川県立近代美術館 葉山
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色 2208-1
入場料:一般 1200円 / 20歳未満・学生 1050円 / 65歳以上 600円 / 高校生 100円