京都に本社を構えるワコール(WACOAL)による京町家をリノベーションした初の宿泊施設「京の温所」岡崎が完成した。料金は1泊6万~18万円で、1日1組最大6人まで宿泊可能。4月28日に開業予定で、公式サイトで4月2日から予約受付を開始する。
「京の温所」の1軒目となる同施設は、周囲に平安神宮や美術館などの観光名所が立ち並び、市内観光にアクセスの良い住宅街に位置する。1階にキッチン&ダイニングや掘りごたつ付きの和室、高野槇を使用したお風呂、トイレを備え、2階にベッドルームと和室という間取りだ。付属サービスで荷物の運搬サービスや京都の味を楽しめる調味料セットなども用意する。
「京の温所」は住居として利用されてきた京町家の価値や特性を生かしながら、リノベーションを施した宿泊施設。泊まるだけではなく、まるで京都で暮らしているかのような“あたらしいもうひとつの日常”の滞在体験を提供する。「京の温所」のネーミングやコンセプト、ロゴデザインの監修は皆川明「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」デザイナーが手掛けた。2019年3月までに4軒の開業を予定する。