ファッション

「シュプリーム」が米写真家のナン・ゴールディンとのコラボコレクション発売

 「シュプリーム(SUPREME)」は3月31日、アメリカの写真家ナン・ゴールディン(Nan Goldin)とのコラボコレクションを発売する。取り扱いは「シュプリーム」旗艦店やドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)およびオンラインストアなど。

 ナン・ゴールディンは、1953年ワシントンD.C.生まれ。11歳の時に7つ上の実の姉が自殺したことで家庭が崩壊し、14歳の若さで家出。ドラッグクイーンらと生活を始め、15歳頃から彼らを中心にカメラを向けたことで写真家としてのキャリアがスタートした。ありのままを写した生々しい作品が多く、ナン自身の生活経験から、被写体はドラッグクイーンやドラッグ中毒者、LGBTQに生きるカップルなどが中心。過去には「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」や「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」の広告写真を手がけた。

 今回のコラボコレクションは、ナンが80〜90年代に撮影した「Jimmy and Paulette」や「Nan as a dominatrix」「Kim in Rhinestones」の写真が落とし込まれたコーチジャケット、フーディー、Tシャツ、スケートデッキの全6型をラインアップ。コラボについてナンは自身のインスタグラムで「I’m proud !!」とコメントしている。

 なお同日、レジェンドスケーターのマーク・ゴンザレス(Mark Gonzales)が手掛けるTシャツコレクションも発売される。

SUPREME x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。