4月20日に1周年を迎えるギンザ シックス(GINZA SIX)が、1年間の総来場者数2000万人、年間売上高が約600億円に達する見込みだと発表した。1年前の予想値を達成する見通しで、顧客年齢層は20~60代、男女比もほぼ同数だという。売り上げをけん引したのは都内をはじめとする富裕層で、海外を含め広域からのリピート客が増加傾向にあるという。今後は香港や台湾など、海外のラグジュアリーモールと相互送客施策を開始する予定だ。
ギンザ シックス開業以来、この1年間で他商業施設も含めて銀座の街へ訪れる人が増えているという声も聞こえるが、東京メトロ銀座駅では定期以外での乗車人数が1日あたり約7400人増加したという。2017年12月には銀座駅からギンザ シックス地下2階につながる通路が開通したこともあり、さらに利便性が増しそうだ。
また、3日には開業以来吹き抜けに展示されてきた草間彌生の「南瓜」に代わる新たな作品がお披露目。作品を手掛けたのはフランス人アーティストのダニエル・ビュレン(Daniel Buren)で、10月31日まで展示される。