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米コンデナスト、「W」などさらなる紙媒体の休刊のウワサを否定

 「ヴォーグ(VOGUE)」「GQ」「ワイアード(WIRED)」などを擁する米コンデナスト(CONDENAST)の2019年第2期の予算とビジネス計画が決定された。そんな中、紙版の「W」と「ブライズ(Brides)」の予算を2018年内に削減するという草案の社内メモを発見したと情報筋が報告している。しかし、コンデナストのスポークスウーマンはこのウワサを否定。「どちらの雑誌も変更を加える予定はない」と強調した。

 「W」と「ブライズ」は最近大幅なデザイン変更をしたばかり。「W」は17年12月から発行回数を年10回から8回にした他、ラグジュアリー雑誌としてのポジションを確立すべく、販売価格を9.99ドル(約1060円)に値上げした。

 コンデナストは「セルフ(SELF)」をデジタル版オンリーにした他、17年秋に「ティーン ヴォーグ(teen VOGUE)」の紙版を廃止している。組織再編も進めており、元CNNのサマンサ・バリー(Samantha Barry)がデジタルでの経験を買われて「グラマー(GLAMOUR)」の編集長に就任している。

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