2018-19年秋冬のソウル・ファッション・ウイーク会場付近では、ストリートファッションが成熟期に入ったのか、ストリート的要素とエレガントな要素をミックスするスタイルが多く見られた。ブランドロゴブームは前回に比べ少し落ち着きを見せ、ビッグシルエットから、ベルトやウエストポーチ、ボディーバッグなどでウエストをマークするスタイルへと変化したようだ。また、赤をアイテムなどで差し色として取り入れるスタイルも多かった。
一方で、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」から火がついたソックスブーツや、アウターを羽織って肩を見せる“肩落ち”スタイルの人気はいまだ健在だ。来場者の着用ブランドは、「ディオール(DIOR)」「グッチ(GUCCI)」「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」の他、「プッシュボタン(PUSH BUTTON)」など地元韓国ブランドも確認できた。
人気だったアイテムはデニムジャケットやスカーフなど。バッグは小さめが主流で、他都市同様に柄はタータンチェックが人気のようだ。