イギリス・ロンドンの出版社イデア・ブックス(IDEA BOOKS)が、俳優でミュージシャンのキアヌ・リーヴス(Keanu Reeves)のファンジン「MY KEANU」を刊行した。著者はキアヌのバンド「Dogstar」のツアーに合わせてシカゴに飛び、全ライブに参加するほど熱心なファンであるイラン人女性のメレディス・ニルイ(Meredith Nirui)。長年のファン活動のかいあってキアヌに存在を認知され、プレゼントを贈ったり直接話したりなどの交流があるほどだ。
本書は、キアヌのスナップショットやメレディスの手書きのテキストなどで構成されている。編集はメレディスの娘で、「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」のデジタル・エディターのアヴァ・ニルイ(Ava Nirui)が担当した。メレディスの一途なファン活動に感化されたアヴァはイデア ブックスと協同で本書に携わった。
イデア・ブックスは、これまでに写真家のアリ・マルコポラス(Ari Marcopoulos )が撮影した「グッチ(GUCCI)」の写真集「Epiphany」をはじめ、「ゴーシャ ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)」の「The Day of My Death」や「ヴェトモン(VETEMENTS)」の写真集をリリースするなどファッション・カルチャーシーンからも根強い支持を受けている。
この刊行に伴い、代官山 蔦屋書店では「MY KEANU」フェアを開催中。同フェアでは2018年秋冬パリ・ファッション・ウイーク中に「トレーディング ミュージアム コム デ ギャルソン(TRADING MUSEUM COMME DES GARCONS)」で販売した限定500部の本書(6600円)と、Tシャツ(6600円)やクッション(1万2000~1万8000円)などの関連グッズを取り扱っている。