パルコは2019年秋に、JR川崎駅前に中規模商業施設「川崎ゼロゲート(仮称)」をオープンする。地上2階建ての建物を1棟賃借し、パルコがテナントを選定&誘致する。JR川崎駅東口のバスロータリーに隣接する好立地の、有名なライブハウス「クラブチッタ」のすぐそばで、駅前の大通りが交差する角地になる。外壁は延べ100mに達するガラスのカーテンウォールとし、にぎわいを演出する。投資金額は約1億円、延べ床面積は約3400平方メートルになる。
パルコ運営する中規模商業施設「ゼロゲート(ZEROGATE)」は渋谷や名古屋などに続き、川崎で10カ所目(計画含む)。「ゼロゲート」には、大型商業施設業態「パルコ」が未出店エリアの開拓を進めるという狙いもあり、大都市を中心に出店を拡大している。
川崎駅西口側では三井不動産が手掛ける大規模SC「ラゾーナ川崎」が大成功を収めるなど、同駅周辺エリアは新たな商業立地として注目を集めている。「川崎ゼロゲート」のテナント構成などの詳細は今後詰めていく。