中国のファストファッションブランド「MJスタイル(MJ STYLE)」が日本に上陸する。千葉県のイオンモール幕張新都心に今夏、約730平方メートルの日本1号店を開く。ウィメンズ、メンズ、キッズ、雑貨まで幅広い商材を販売する。まだ新しいブランドだが、中国では年100店舗前後の大量出店をこの1~2年続けており、現時点で約300店舗。急成長のSPA(製造小売り)として小売り関係者の注目を集めている。
中国では上海を中心とした大都市の有力ショッピングセンターや路面などに大型店を出店。衣料品だけでなく、インテリアの「MJホームウエア(MJ HOMEWARE)」、カフェの「MJコーヒー(MJ COFFEE)」も展開している。中長期目標として東南アジアや日本への進出を掲げていたが、今回の日本が海外初出店になる。
中国のイオンモール7施設に出店しており、その縁で日本1号店もイオンモール幕張新都心に決まった。イオンモールは「アジアでの事業展開で培ったテナント企業とのネットワークを生かし、今後も海外で有力な専門店を誘致する」考えだ。