瀬戸内海にあるアートの島・豊島(てしま)で宿泊施設「白い寮」や「海のレストラン」を運営するC・H・Cサークルハウスコーポレーションが14日、古民家を活用した新たな宿泊施設「ウミトタ」を開業する。
「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」の皆川明デザイナーがディレクションを手がけ、設計を緒方慎一郎SIMPLICITY代表が担当する。客室1室の一棟貸しで、定員は1〜6人。料金は税込8万6400円〜(2名利用時の合計、1泊夕朝食付き)。施設名は“海と田の間”を意味する。
館内には「ミナ ペルホネン」のファブリックやプロダクトに加えて、皆川デザイナーが選んだアイテムをそろえ、特別な滞在を演出する。また、豊島の素朴な自然を感じながら滞在できる宿泊施設を目指し、施設の南北にある棚田と瀬戸内海を結ぶテラスをはじめ、海を眺めるロフトと浴室、暖炉を備えたライブラリーなどを設けた。シーズンによっては田植えや稲刈り、野菜の収穫体験なども用意する。
■ウミトタ
オープン:4月14日
場所:香川県・豊島
住所:香川県小豆郡土庄町豊島家浦423-2
延床面積:98.7平方メートル