サザビーリーグは4月3日、EC限定ジュエリー「アルティーダ ウード(ARTIDA OUD)」のオンラインストアをスタートした。消費者の購買行動の変化を受け、店舗などのコストを排除したサザビーリーグ初のダイレクト・トゥ・コンシューマーのビジネスモデルだ。10日に東京・青山で開催されたローンチパーティーでは、フルーツや花、砂などを使用した展示でライン別に世界観を表現。自由にジュエリーを試せるコーナーなども設けた。
ルビーやサファイヤなどのカラーストーンを使用した華奢なリングやピアス、メレダイヤモンドを使用したネックレスやブレスレットなど充実した品ぞろえで、中心価格帯は1万4000円と手ごろだ。素材は10K、シルバー、真ちゅうに18Kコーティングをしており、石は全て天然石。デザインは自社で行い、生産はインドおよび国内で行っている。また、メード・イン・イタリーの精油100%のオーガニック香水も開発し、商品発送時にパッケージに振りかけてブランドの世界観を香りでも伝える。パッケージは5種類あり、ベルリンのイラストレーターであるシンシア・キットラー(Cynthia Kittler)による神秘的なイラストが描かれている。
販売をスタートして1週間だが、売り上げに関して相川慎太郎・サザビーリーグ営業統括WEB戦略部部長に聞くと、「売り上げ目標の約2倍。まだ、スタートしたばかりなので、デジタルマーケティングを中心に認知度をアップしていきたい」と述べた。