RIZAPグループの子会社で、インテリア雑貨ブランド「ブルーノ(BRUNO)」やオーガニックコスメブランド「テラクオーレ(TERRACUORE)」を手掛けるイデアインターナショナルは、バッグの企画・製造を行うシカタ(京都、松岡秀人・社長)の全株式を取得し、連結子会社化した。買収額は約16億円。株式譲渡実行日は4月27日を予定する。シカタの2017年2月期の連結売上高は47億円。
1969年創業のシカタは、ウィメンズバッグにおいて国内トップクラスの実績を持つOEMメーカーだ。SPA事業では「イザック(Y’SACCS)」を全国の百貨店で展開し、フランスのバッグブランド「ラ・バガジェリー(LA BAGAGERIE)」とライセンス契約している。
買収後、イデアインターナショナルはトラベルグッズブランド「ミレスト(MILESTO)」のバッグカテゴリーにおいてシカタのノウハウを生かし、ブランドのさらなる価値向上に努める。また両社の販売チャネルを活用し、収益構造の強化を推進する。シナジー効果で、生産流通の効率化にも取り組む。イデアインターナショナルの売上高は72億円(17年6月期)で、前期比17%増だった。