メディアとしての母体を持たない“分散型メディア”を運営するluteが、ミレニアル世代のユーザーと国内外のアーティストをつなぐ新たなビジネスモデルを構築するため、既存のメディア企業から“アーティストビジネス・カンパニー”へと事業拡大することを発表した。
事業拡大を機に、既存のメディア事業に加えて、広告企画・制作を担うアド・エージェンシーとアーティストマネジメントを手掛けるアーティスト・ビズデブという2部門を新設。ライブやブランドとのコラボレーションやプロモーションのパートナーシップ契約など、楽曲制作にとどまらないアーティストの活動を包括的にサポートし、音楽事業の多角的な収益化を目指す。
luteは2016年にユーチューブを中心にした動画分散型メディアとして発足。17年8月からはその活動の場をインスタグラムのストーリーズ機能へ移し、事業を行ってきた。18年2月には新しい音楽のプロモーション方法として期待される“サブミッションメディア”を立ち上げるなど、音楽メディアの新しいあり方を模索し続けている。