「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」は4月13日、ジャズレーベル「ブルーノート・レコード(Blue Note Records)」とのコラボTシャツ(7900円)を全国の「タケオキクチ」の店舗と公式サイトで発売する。
昨年6月に発売したコラボ商品に続く第2弾として、ジャズに造詣の深い土岐麻子、沖野修也、黒田卓也の3人が同レーベル所有のレコードリストからお気に入りの1枚をセレクトし、そのレコードジャケットを「タケオキクチ」のオリジナルTシャツにプリントした。
歌手の土岐は、「3曲目『Spectrum』は、その構成がすごい。まるで映画のようにシーンが展開され、切り替わる。その一瞬の一コマを視覚化したようなスリリングなジャケット」と、アンドリュー・ヒル(Andrew Hill)のアルバム「POINT OF DEPARTURE」を選んだ。
音楽プロデューサーの沖野は、生まれて初めて買ったジャズのレコードだというフレディ・ハバード(Freddie Hubbard)の「Hub-Tones」をセレクトした。「フレディ・ハバードはブルーノートで一番好きなトランペッター。中でも、『Hub-Tones』のジャケは彼のアルバムで最も好きなデザイン」と語る。
日本人アーティストとして初めてUSブルーノート・レーベルと契約したトランペット奏者の黒田は、ソウルジャズ期からの1枚、ビッグ・ジョン・パットン(Big John Patton)の「LET’EM ROLL」を選んだ。「ニューヨークに移り住んで初めて組んだバンドがオルガンソウルジャズバンドだった。このアルバムの中の『Latona』は本当によく演奏した。思い出のアルバム」と話す。