三井不動産は、「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」を建て替えのため9月2日をもって一時閉館する。現在の建物を取り壊し、隣接地の土地にも用地を広げて、数年後に増床・建て替えオープンする予定。具体的なスケジュールや増床の詳細は明らかになっていない。
同施設は1998年9月に「横浜ベイサイドマリーナショップ&レストランツ」として開業。まだ日本にアウトレットモールが少なかった時代に、都内や横浜からも比較的近い施設として人気を集めた。現在は敷地面積3万2000平方メートル、店舗面積1万5000平方メートルに約80店が営業している。ファッション関連ではナノ・ユニバース(NANO UNIVERSE)やアーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)、ビームス(BEAMS)、トゥモローランド(TOMORROWLAND)、ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)、「ギャップ(GAP)」などが入っている。
三井不動産は長年、横浜市から用地を借りて施設を運営してきたが、今月1日に市から用地を取得。あわせて隣接する土地も確保し、敷地面積を拡大した上で、新しいアウトレットモールを開発する。