セレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」を展開するTOKYO BASEの2018年2月期決算は、売上高が前期比36.6%増の127億8100万円、営業利益が同22.0%増の15億7400万円、経常利益が同24.6%増の15億7700万円、純利益は同31.5%増の11億2600万円と、大幅な増収増益だった。期末の店舗数は主力業態の「ステュディオス」は7店舗増の32店舗(うちECが8店舗)、SPA業態の「ユナイテッドトウキョウ(UNITED TOKYO)」が8店舗増の14店舗(うちEC2店舗)、当期にリブランディングしてスタートした大人向けSPA業態の「シティ(CITY)」は4店舗(うちEC1店舗)になった。
昨年6月には「ファクトタム(FACTOTUM)」を手掛けるロスチャイルドの株式を49.37%取得し持分法適用関連会社に、また昨年9月には「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」を手がけるソスウに11.76%を出資している。これらのM&Aに伴いキャッシュフロー計算書には関係会社の株式取得による支出として約9900万円を計上した。
今期(19年2月)は新たにカジュアル業態の立ち上げなどを計画。売上高は153億6100万円、営業利益は20億2900万円、経常利益は20億3200万円、純利益は13億8700万円を計画している。
4月13日の終値は前日比で3.05%高い1485円だった。