リオネル・メッシ(Lionel Messi )とともに現代サッカーを代表するスター選手であると同時に、“史上最高の選手”と称されるクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、ナイキ(NIKE)の新たなロゴマークに採用される可能性があるとスペインのメディア「OKディアリオ(OK diario)」が報じた。
同メディアによると「アイデアの一つに過ぎない」とのことだが、ロゴマークに採用される可能性があるのは、3日に行われた欧州最高峰のクラブチームを決めるUEFAチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の「ユヴェントスFC(JUVENTUS FC)」との準々決勝でロナウドが決めたバイシクルシュートのシルエットだ。このバイシクルシュートはシュートを放った瞬間のロナウドの背中が地上から1m41cm、つま先が2m38cmに達したといわれ、その滞空時間の長さと完璧なまでに美しいフォームから「ロナウド史上、最も美しいシュート」と世界中が絶賛。「OKディアリオ」と同じくスペインに拠点を置くスポーツ紙「マルカ(Marca)」も“バスケの神様”のマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)のシグネチャーモデル“エア ジョーダン”をもじって“エア クリスティアーノ”とロナウドを称えた。
ロナウドとナイキはこれまで、フットボール用スパイクやウエアからなる“CR7 シリーズ”をはじめ、コラボ“エア フォース 1(AIR FORCE 1)”や“エア マックス 97(AIR MAX 97)”を発売するなど良好な関係を築いており、今回のバイシクルシュートは16歳でのプロデビュー以来のロナウドを象徴するゴールであることは間違いなく、“エア クリスティアーノ”や“エア ロナウド”として実際に商品化されてもおかしくない。すでにSNSではシルエットからロゴマークを作るファンも現れている。
なお、ナイキはこの件に関してコメントを発表していない。