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「トラサルディ」のクリエイティブ・ディレクターが退任 後任は未定

 ガイア・トラサルディ(Gaia Trussardi)が「トラサルディ」のクリエイティブ・ディレクターを退任し、同社を退社する。後任は未定。

 ガイアは2011年に「トゥルー トラサルディ スティーレ(TRU TRUSSARDI STILE)」のクリエイティブ・ディレクターとしてトラサルディに入社。13年3月に、ウミット・ベナン(Umit Benan)の後任としてメーンラインである「トラサルディ」クリエイティブ・ディレクターに就任し、14年春夏メンズ・コレクションでデビューした。今後は個人のプロジェクトに取り組む予定だ。

 トラサルディは1911年にダンテ・トラサルディ(Dante Trussardi)が創業。その孫にあたるニコラ(Nicola)とその妻で現在社長を務めるマリア・ルイサ(Maria Luisa)の4人の子どもの3番目がガイアだ。ニコラは99年に交通事故で死亡し、その長男であるフランチェスコ(Francesco)も2003年に交通事故で死去している。

 トラサルディ家4代目の中で、同社を去るのはガイアで2人目だ。長女のベアトリス(Beatrice)は、16年に所有していた25%の株式を次男のトマソ(Tomaso)最高経営責任者、マリア・ルイサ社長、ガイアの3人に売却している。なお、ベアトリスはトラサルディ一族の不動産事業と財団を統括している。

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