H&Mジャパンは4月12日、サステイナブルなハイエンド・コレクション“H&M コンシャス・エクスクルーシブ(H&M CONSCIOUS EXCLUSIVE)”のお披露目イベントを行った。19日に発売となるこのコレクションが、本国スウェーデンのアーツ・アンド・クラフツ運動からインスピレーションを受けていることや、日本とスウェーデンの外交関係樹立150周年であることなどから、スウェーデン大使公邸での開催が実現した。
マグヌス・ローバック(Magnus Robach)駐日スウェーデン大使は「スウェーデンの消費者にとってサステイナビリティは当たり前のもの。ファッションや食べ物など、自分が買うもの、消費するものがサステイナブルであるかを考慮して買い物をする習慣が根付いている。この『H&M』のサステイナブルなコレクションは、スウェーデンらしいブランドの姿勢が表れており、とても嬉しい」とコメント。
ゲストとして、今コレクションの注目アイテムである、漁業用ネットをリサイクルしたエコニール(ECONYL)で作られた繊細なレースドレスを着用して登場したモデルの冨永愛は、自身もサステイナブルに関心が高いとしたうえで、「『H&M』が掲げる未来のビジョンに脱帽しました。このコレクションは、ハイセンスでありながらサステイナブルという魅力に溢れていて、今の時代を象徴するものだと思いました」と取り組みを評した。
シックな色使いとシンプルで洗練されたインテリアやアートで構成された会場内には、「H&M」のサステイナビリティに対する取り組みも展示。最新コレクションを着用したAAAの宇野実彩子、松島花、安田美沙子、高橋愛、結婚したばかりのLiLiCoら著名人やメディア関係者、「H&Mクラブ」会員らは、ジャズの生演奏やスウェディッシュスタイルのムードを楽しみつつ、サステイナビリティの重要性やファッションとの融合などを学んでいた。
ルーカス・セイファートH&Mジャパン社長は「素晴らしい会場、素晴らしいコレクション、素晴らしいゲストがそろった素晴らしいイベントになった。(自社で販売したものを100%再生・リサイクルするなど)ファッションのループを閉じることが可能であること、またサステイナビリティとファッションが両立できることを、 このコレクションを通じて皆さんと祝福することができた。これからも取り組みを強化していきたい」と語った。