「WWDビューティ」4月19日号は、2018-19秋冬の東京コレクション特集です。初のパリ・コレクション参加後、日本でもコレクションを披露した「マメ(MAME KUROGOUCHI)」や、「RMK」がサポートする2回目のコレクションとなった「グローイング ペインズ(GROWING PAINS)」、アマゾン ファッションの支援プログラム「アット トウキョウ(AT TOKYO)」に参加した「アンブッシュ(AMBUSH)」など、注目ブランドのバックステージを取材しました。
世界の各都市同様、東京でも素肌に限りなく近い“ロースキン”や、モデルの個性を生かした“多様性”を重視するブランドが目立ちました。肌のそばかすや色ムラ、髪の癖までを肯定的に捉え、特徴を隠すのではなく強調し、それぞれが持つ本質的な美しさを追求するヘアメイクが主流となり、個性や多様性を尊重する考え方が世界的にスタンダードになったことが伺えます。
その他、リップにシルバーのラメをのせた「リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)」や、グリッター感のあるグリーンやパープルを使った「ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」、目頭と目尻にオレンジのアイラインでマークした「ハレ(HARE)」など、大胆で色鮮やかなポイントメイクを施したルックが登場したのもポイントです。
ニュース面では、4月25日に大丸札幌店の婦人服フロアの一部を改装してオープンする新編集ゾーン「キキヨコチョ」や新ウェブメディア「デパコ」について取り上げています。「キキヨコチョ」は美・食・雑貨を融合させた新業態で、25ブランドをラインアップしています。一方で「デパコ」は化粧品バイヤーや美容部員などがビューティ情報を発信する新メディアになっています。大丸・松坂屋の女性客を取り込む施策を取材しました。
その他、「ディオール(DIOR)」のオイル状のティントリップや「ジョルジオ アルマーニ ビューティ(GIORGIO ARMANI BEAUTY)」のリキッド状に変化する新フェイスパウダーなどの新製品情報を載せています。また、資生堂の新サプリメントブランド「エヌオーユー(N.O.U)」やスウェーデン発のオーガニックブランド「ラ・ブルケット(LA:BRUKET)」の日本初の路面旗艦店のオープンにも注目です。