第57回「ミラノサローネ国際家具見本市2018 (SALONE DEL MOBILE.MILANO 2018 以下、ミラノサローネ2018)」が4月22日に閉幕した。17日に開幕した同イベントは史上最高の43万4509人が来場し、隔年開催のキッチンとバスルームの見本市が行われた16年と比べ17%増、前年比26%増だった。来場者は約188カ国からと、国際化も進んでいる。出展社数は1841社で、その27%が33カ国から参加。ミラノ郊外の見本市会場は初日から熱気に包まれた。
市内でも、「エルメス(HERMES)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」など、多くのラグジュアリー・ブランドやファッション・ブランドがイベントや展示を行った。
「ミラノサローネ」はイタリアが国を挙げて支援しているイベントの1つで、年間で最もミラノに人が集まると言われている。イタリアのGDPの5%を占める“メード・イン・イタリー”を国際的にアピールするイベントの一つでもある。