ファッションECモール「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するスタートトゥデイが27日、プライベートブランド「ゾゾ(ZOZO)」のための計測用ボディスーツ“ZOZOSUIT”の改良版を発表した。新たな“ZOZOSUIT”は全体に施されたドットマーカーをスマートフォンのカメラで360度撮影するという仕組み。今注文すれば7月中旬の配送を予定しているという。
“ZOZOSUIT”は2017年10月末に発表され、今年1月に配布をスタートしたが、製品の精度や大量生産のシステムが整わず、最大8カ月の遅延が発生するなど、大幅な進行の遅れを指摘されていた。
また、これに合わせて、初めてとなる中期経営計画を発表。2年後の20年3月期に商品取扱高5080億円、21年3月期には7150億円、営業利益900億円を目指すとした。
なお、同社の18年3月期決算は商品取扱高が前期比27.6%増の2705億円、売上高が同28.8%増の984億円、営業利益が同24.3%増の326億円、純利益が同18.3%増の201億円だった。